2020年は新型コロナウイルス感染の拡大により、企業の働き方も大きく変わってきています。緊急事態宣言が出されてから、多くの企業がテレワークの導入をはじめました。しかし、テレワークと行っても、どういったツールが自社にあっているのか、ツールが色々あって選べないという方もいらっしゃると思いますので、無料で使うことのできる主要なツールをご紹介したいと思います。
ウェブ会議ツール比較まとめ
まずは主要なウェブ会議ツールを一覧でまとめました。
zoom | skype | google meet | microsoft teams | facebook messenger | |
利用可能人数 | 100名 | 50名 | 100名 | 50人 | 50人 |
画面共有 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
チャット | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
録画機能 | ○ | ○ | ✕ | ✕ | ✕ |
アカウントなしで参加 | ○ | ○ | ○ | ✕ | ○ |
時間制限 | 3名以上は40分 | なし | なし | なし | なし |
今回紹介しているツールはすべて無料で使い始めることが可能です。
ツールによって、参加できる最大人数が違います。画面共有やチャット機能は基本的に殆どのツールで使用することができます。以下で各ツールの詳細を簡単に紹介していきます。
zoom
リモートワークを導入する企業が増えてから、zoomという言葉はよく聞くと思います。そんなzoomですが、他のウェブ会議ツールと比べて圧倒的に通信環境が安定しているという特徴があります。
また、他のツールではあまりできないのですが、録画・録音機能がついています。後々振り返りたいミーティングやセミナーをオンラインで開催する際にはzoomを使うのが便利です。
ただし、無料プランだと3人以上の場合は40分までの時間制限があるので注意して下さい。(一旦切ってまたつなぎなおすことはできます)
skype
無料で使えるオンライン電話ツールのパイオニア的存在と言えるのが、microsoftが提供しているskypeです。基本的に専用のアプリをダウンロードして利用します。登録ユーザーが世界中にいるので、お互いがつながることで、無料でビデオ通話を行うことができます。
パソコン以外でも、スマートフォンや、ウェアラブル機などでも利用ができます。
zoomと同じく、録画・録音の機能がついています。
google meet
google社が提供するビデオ会議ツールです。もともとgoogle ハングアウトと呼ばれていたものが、名称変更されました。
google meetの特徴としては、セキュリティ面の高さです。ビジネスとしてウェブ会議ツールを使う上ではセキュリティ性能も大事になりますので、google meetが注目されるようになってきています。
またzoomやskypeは専用のアプリをダウンロードして使いますが、google meetはウェブブラウザ上で利用することができます。
他のgoogle社のサービス(カレンダーやGmail)との連携もありますので、googleのサービスを多く活用している企業にはおすすめです。
microsoft teams
microsoftが提供するmicrosft teamsは、microsoft365に含まれるビジネスチャットツールです。その中の機能として、ウェブ会議を行うことができます。outlookやmicrosoft製品との連携に優れているため、このような製品を従来から使っている大企業を中心に導入が増えています。
facebook messenger
世界中で利用されているSNS、facebookが提供するツールです。もともとテレビ電話の機能はありましたが、リモートワーク需要の拡大を受け、ビジネスとして使えるウェブ会議ツールとして機能が拡充されていきました。
最大50名までで、無料でも時間無制限で活用する事ができます。
また、もともとはfacebookアカウントを持っている人同士でしか使えませんでしたが、URLでの招待も可能になりました。
ビジネスでfacebookを活用している方はお手軽に始めることができるので、ぜひ一度使ってみてください。
まとめ
本日は無料で使えるウェブ会議ツールをご紹介いたしました。無料ですが、ビジネスとして活用するには十分な機能をどのツールも持っています。リモートワーク導入を検討している企業はぜひ一度使ってみてください。